2012年4月28日土曜日

ターンエーガンダムはガンダムの総集編的位置づけなのですか?

ターンエーガンダムはガンダムの総集編的位置づけなのですか?







今週の「アメトーク」はガンダム芸人。

その中で蛍原ガンダム全作品の一覧のクリップをみて

「ガンダムシリーズってあぶさんみたいに同じ(世界観で)つながってるの」と質問し

ターンエーガンダムで、それが全部つながってるんだ、という

解説がされてました。



わたしはファーストが好きで、Zまで観て、ZZで観るのをギブアップした

オールドタイプです(笑)



ターンエーガンダムは、それまでのガンダムワールドを全てつなげるような

内容だったのでしょうか。下のガンダムワールドをすべてつなげているのでしょうか。



ガンダムワールドを全部把握している方に是非伺いたく思います。

ネタばれ完全にオーケーです。



ベストアンサーは具体的に回答してくださるわかりやすい方に。



また、もし回答を読んでおもしろいと思ったら、ターンエーを全編・映画も含めて見たいと思います。

ヒゲのデザインをみて食わず嫌いなだけかもしれないので。とくにファーストやZの世界とのリンクがあるのか、

またそれ以外のあまたあるガンダムと全部つながってるのかを知りたいのです。



あと、写真にわるぎはありません(笑)





(TV) 機動戦士ガンダム - Ζ - ΖΖ - V - G - W - X - ∀ - SEED - SEED DESTINY - 00



(映画) 逆襲のシャア - F91 - Mission to the Rise - G-SAVIOUR - THE RIDE - グリーンダイバーズ - ガンダムクライシス - RING OF GUNDAM



(OVA) 0080 - 0083 - 第08MS小隊 - MS IGLOO - UC - Endless Waltz - STARGAZER - EVOLVE - 30th GUNDAM PERFECT MISSION



(SD) 機動戦士SDガンダム - 武者七人衆編 - ジークジオン編 - SDガンダム緊急出撃 - 天下泰平編 - 聖機兵物語 - SDコマンド戦記 - SDガンダムフォース - BB戦士三国伝







ガンダムワールドというよりも、富野監督の人生の総集編、あるいは結論であると

私は思います。



戦争における悲惨さという点もありますが、何よりも大きな存在が

ディアナ・ソレル、そしてその生き方であると私は思います。

ムーンレイス(月の人間)が地球に還ることを望み、そしてそれにより

発生した人種間の軋轢、戦争、そして終結、その過程で表れる

人間の愚かさ、まさにガンダムであると思います。



一言で言うならばターンAとは「人生」であり「希望」なのだと思います。

これは最終回、そして富野監督の著作「ターンAの癒し」で

述べられていることです。



「順々に死んでいくというのはとても厳粛で自然な事なんだ、っていう

観念は育っていくだろうと思う。そういう時代に向けて「∀」という作品で、

人生の総論を21世紀最初の年に発表できたら

それはいい事だなと思うんです。」



ガンダム、そしてZガンダムにおいても彼は、人類の革新、そしてニュータイプという、

ある意味では青臭い一種の「大人嫌い」であったと思います。

ですが、Vガンダムを経て、そしてこのターンAにおいて、このように結論付けました。

これはある意味では富野監督の人生観の変化であり、帰結であると思います。



人類のいいところも悪いところも見た上で、自身がが人類に希望を持つことを

このターンAで富野監督は初めて肯定したのだと思います。

そこにはニュータイプのような「理想の人物」は必要ありません。

人が人として生きていくこと、そのことこそが希望であるということです。



ターンAはガンダムという視点で見ても、そうでない視点で見ても名作だと私は思います。








他の方もおっしゃってるとおりに、∀ガンダムは宇宙世紀シリーズ、平成シリーズといった作品がすべてひとつの世界観にあるとした上での最終未来的な作品です



∀ガンダム以外のガンダムの歴史は、(劇中の)人々の記憶や記録から黒く塗りつぶされた歴史ということで「黒歴史」と呼称されます

余談ですがネットスラングの黒歴史の由来です

この黒歴史の映像(つまり歴代のシリーズの映像)が劇中に出てきたりします



現在のところガンダムSEEDも黒歴史に含まれるということになっています(00については現在は特に言及されず)

没設定に、「SD体型のモビルスーツが発掘される」などといったのがあるので、SDの世界も黒歴史に含まれる可能性もあります







∀ガンダムは確かに前半は世界名作劇場のような感じなんですが、後半になると迫力ある戦闘シーンも増えていき熱い展開になっていくので、見ても損はないと思いますよ

僕も最初∀のデザイン嫌いでしたが、動きを見て惚れましたw



ただ、上記のように歴代の映像が出てきたりするので、主要なガンダム作品(宇宙世紀シリーズ、∀以前の平成シリーズ)を見ておいたほうがより楽しめます



ちなみに劇場版は一部戦闘シーンが強化されてますが展開が急すぎて話がわかりづらいと思うので、

見るならTV版の方にした方が良いです







>もうニュータイプという概念も話題にならないのか・・・



主人公のロランが

ニュータイプだって

設定もあったかと。



見ても損はないのでは。

けっこう面白いですよ。







∀ガンダムは平行世界、現在・過去・未来ひっくるめて



”全てのガンダムを認める”といったものですね。

物語の世界を遥か彼方の最果てまで設定した事により



今後製作されるガンダム作品は「どんなものであろうと

何でもやって良いんだよ」という富野監督のメッセージのようなものです。



これにより、ガンダム作品は現在判るとおり、世界観・設定の自由度が

上がっていますよね。メインメカだって新たなデザイナーが多く

出ることになっています。



これって凄い事なんですよ。



この作品で繋がっている世界は宇宙世紀です。でも数千年から数万年経っている

世界なので、みた事が無いのであれば、かなり新鮮ですよ。







それまでのガンダム作品を『黒歴史』として、統括している作品と言えますね。







全てのガンダム作品を「全て過去に起こったことだが、記録は封印され、皆の記憶からも消えてしまった」と、強引なつなげ方をした作品です。

ガンダム20周年を記念して、「全てのガンダムを肯定する」という方針で作られました。

とはいっても、各ガンダム作品の時代の順番も設定のつながりも説明はされていませんし、物語も、それらの作品とは関係なく展開されていきます。その内容も、あまりロボットアニメ的ではありません。しかしファーストガンダムと同様、非常に人間くさいキャラクター達が魅力的です。



ザクが発掘され、ボルジャーノンという名前で登場したりします。

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